社交不安障害で働く

社交不安障害を抱えながら働くことについて

精神的な悩みを誰かと共有すること

精神的な辛さをアウトプット、つまり誰かに話したりして共有してもらうことは大切なことらしい。

アウトプットできない状況だとそれについて自分の中で反芻し増大させてしまうスパイラル状態からなかなか抜け出せない。

私にとっての一次アウトプット先は妻なのだが、向こうも仕事や家事や育児で手一杯であり、聞いてもらう時間がない。

もうひとつは病院のカウンセラーだが、1ヶ月に1回のみ。しかも3月末でカウンセラーの退職により休止となる予定だ。

他にも親という選択肢もあったのだが、なかなか理解してもらえず、考えすぎだとか、気にするなとか、色々言われて何か説教された気分になり逆効果だとわかった。思えば、子供のころに親に悩みを相談したことがあった。例えば友達と喧嘩したとか、意地悪された、とか、そのような類の悩みである。
母親の回答はいつも決まってこうだった。「死ぬわけじゃない」。それを言ったきり話を聞いてくれることはなかった。突き放された気がした。そのため、相談はしてはいけないのだと、私は悶々とした気持ちを抱え、悩み、自分の中での反芻思考傾向は高まっていったのではないかと考えている。

というわけでなかなかアウトプットできず、ブログ等で思うがままに書き綴っているものの、大切な「共有」という実感は感じづらいため効果は限定的だと感じている。ただ、限定的とはいえ、自分の気持ちを吐き出す貴重な場であることは確かだ。
今後ブログの頻度が高まる予感がしている。