社交不安障害で働く

社交不安障害を抱えながら働くことについて

仕事量とうつ病の関係

日増しに疲労の色が濃くなっている。

この疲労についてどのように判断するか。
もちろん仕事が立て込み、残業が多くなると疲労は蓄積される。今はこの状況である。

だが、残業も一切なく暇なときでも疲労感という点であまり変わらないことも多い。

暇でも職場にいること自体がストレスだからだ。また、周りが忙しくしてるのに自分だけが暇だと(他の人も実は暇なのかもしれないが)、これでいいのか、暇であることがばれたらどうしようなどと考え、全方位的にアンテナを張り巡らせ、後ろに人が通ろうものなら全力で仕事をしてるふりをしてみる。
そんなことをやっているうちにクタクタになるのだ。

うつ病ですね。ですから残業は極力しないようにしましょう。
ではないのだ、必ずしも。
残業することで職場に貢献しているという自己効力感も、時にうつ病患者にとっては必要なものである。暇だと自己効力感が失われる。この会社に必要のない無力な人間だと思ってしまうからだ。

しかし、だからと言って、その人が無理することなく、かつ少し努力する仕事のレベルや分量が必要なのだ、というとわがままなのかもしれない。はっきり言って職場は私の事を考える以前に仕事や問題は山積みであり、構ってらんねーよ、ってところだろう。

だから、とりあえず今の状況でやってみるしかない。時間が解決してくれるかどうかはわからない。本来は(といっても世間の常識というやつで、本当に正しいかなんてわからないが)、この世知辛い世の中で自分流で未来を切り開いていくのが人生というやつなのだ。元々はそう思っていたのだ。

人生を切り開くなんて重荷過ぎて辛すぎるが、過去も未来もなく、現在しか存在しないのだと、仏教的なことを考えながらまた明日から通勤しよう。