社交不安障害で働く

社交不安障害を抱えながら働くことについて

コロナと仕事のミスとうつ

新型コロナにより在宅勤務を行っている。
毎日家に閉じこもり仕事をしているわけだが、毎日このような状態だとメリハリがつかず堕落し、心が鬱屈してくる。
仕事がたくさんあれば没頭できるからいいのだが、在宅でできる仕事は僅かである。

健康な人でも鬱々としてくるこのコロナ禍と外出自粛。コロナのことはあまり気にせず楽観的に過ごしていたが、家に閉じこもっていると徐々に気持ちが落ち込んでくる。

ゴールデンウィークは旅行に行く予定だったが、宿泊先から連絡があり、営業自粛のためキャンセルとなってしまった。心のよりどころを一つ失った。

こらからの在宅勤務期間、ゴールデンウィークをどのように過ごせばいいのだろうか。このままだとコロナよりも精神的な落ち込みのほうが問題だ。

そんな折、仕事でミスをしてしまった。いつまでこんなことをやっているのだと自分を責め、悲しくなった。心臓が押しつぶされるような感覚があり、息苦しくなった。冷静な思考ができなくなった。動くことができなくなり、布団にくるまり横になった。食欲もなくなった。精神的な落ち込みというものが身体に影響を与え、行動を制限する。

世の中の多くの人は自分や自分の大切な人が新型コロナに罹患することを不安に感じていることだろう。私にとってはコロナよりも自分の心が自分自身を攻撃してしまうことのほうが何十倍も恐ろしい。

世の中はコロナ後に大きく変わるのかもしれない。日本電産の会長が今までの経営のやり方を見直し、社員の健康や幸せを考えていくべきだと反省している、そのような内容の日経新聞の記事を見た。

学校や職場のために誰かが犠牲になるのではなく、人間一人一人が幸せになれるような社会に変わっていくことを期待したい。