社交不安障害で働く

社交不安障害を抱えながら働くことについて

おとなしいこと

社会に出てから「おとなしい」とよく言われてきた。

今日も上司に言われてしまった。
このままだと埋もれちゃうよと。
障害者雇用契約社員で入って、まだ仕事もよくわからない状況で、なかなか積極的に動くのも気が引けるという精神状態だが、このままではいけないようだ。おそらく今上司からの評価は低いのだと想像する。
ただ、おとなしいのがダメだとすると、かなり気合いを入れて頑張らないといけないのではないかと思う。
おとなしいのが自分の性格なのか病気なのかはよくわからない。
いずれにせよ、このままではダメと今の自分を否定されるのはなかなか辛い。今の自分は甘えているのかしら。
仰ることはもっともで有益なアドバイスであると捉えているが、もうちょっと頑張らなきゃとはっとした瞬間だった。

仏教では「諦める」というのは「明らかにする」という意味だそうだ。
私は頑張るのを諦めようと思っていたのだ。頑張ると症状が悪化するのではないかと懸念したからだ。だから、おとなしいままでも今の自分そのものを肯定して生きていこうと考えていたところだったのだ。このための障害者雇用であると思っていた。

生きるとは難しい。自分が諦めようと思っても周りがそうはさせてくれないこともある。
他人が言ったことをそのまま受け流せるほどまだ達観できていない。

明日からどうするか。
とりあえず言われたとおり積極的に頑張ってみようと思う。