社交不安障害で働く

社交不安障害を抱えながら働くことについて

頑張るということ

雨が降っている。しとしと降っている。そんな日も悪くないと思える。

会社を辞めたことに対する後悔は少なくなってきた気がする。とは言えここから先は健常者として働くということ、新しい会社で働くということへの不安や緊張との戦いだ。

月曜日の医者には社交不安障害は性格的なものであり、そこから生じるうつ病については薬で軽減できるという話だった。

私には環境を変える必要があったのだと思う。精神障害者として働いてみたが、働いているときは常に自分が精神障害者なのだと意識してしまった。会社にいないときは精神障害者であることから解放され本当の自分に戻れる。精神障害者として働くというのは本来の自分の求めていたことではないのだと思った。普通に働きたいが、それが難しくなりそのような選択をした。

精神障害者保健福祉手帳は先日返納した。返納手続きは一瞬だった。返納したからといって特に解放感もなく、手帳を持っていること自体は自分の心に影響を与えるものではなかったようだ。
問題をそれを使って働くかどうかだ。

今後は健常者として働くから、仕事上で怒られたり理不尽な要求をされたりすることもあるかもしれない。怖いが、以前の自分に戻るだけだ。以前頑張ったように頑張ればいいのだ。