社交不安障害で働く

社交不安障害を抱えながら働くことについて

社交不安障害とメール

仕事でメールするだけでも大変だ。

メールの体裁はおかしくないか、内容は間違っていないか、受信者はどう思うかなど、メールを1通送るだけでもあれこれ考え消耗している。

以前からそういう傾向はあったが、最近は特にそれが強くなってメール送るのだけでも一大事である。

社交不安障害の人間でなくても多かれ少なかれメールには気をつけていると思うので、程度の問題である。
社交不安はシチュエーションに応じて誰しもが抱える問題だから、病気か否かは質的なものではなく程度の問題なのだ。

うつ病や社交不安障害は周囲の理解を必要とすると言われているが、実際にはなかなか理解されないようだ。
はっきり言って医者やカウンセラーは治療のヒントを与えてくれるが、治療者は結局自分自身である。
自分の力で治さなければならない。
過去や現在を嘆き、将来に絶望するというこの自分を変えるのは自分自身の力だ。
そのために一生懸命生きるということが必要だと思う。時に後ろを振り向き、嘆き悲しみ、絶望しても自分にわずかに残っている地からを振り絞り治すしかない。